私がアトピーは遺伝ではないと思う理由
私がアトピーは遺伝ではないと思う理由は単純で、私の両親も祖父母も、親戚にも、アトピーの人なんて一人もいないからです。身内にアトピーの人がいたなら遺伝だから仕方がないとあきらめていたかもしれませんが、そんな人は全くいませんので、生まれながら持っているものだとはどうにも信じられないのです。
私がアトピーになったのは、夏の暑い日に、首の周りの汗を拭う為に、ハンカチでごしごしとこすっていて、炎症をおこしたのがきっかけでした。最初はそれだけだったのに、何も知らないままステロイドを使い続け、医者に通えば通うほど症状が酷くなって、半年後にはアトピーだと言われました。その時に医者には、「あなたの体質が変わったからアトピーになった。」と言われましたが、到底納得できませんでした。
「体質」なんて本当に便利な言葉だと思います。体質って、一体何なのか、医者にも説明できないと思います。「遺伝子のここに、かゆみに関わる情報が書かれてあります。でもそれがアトピー発症となるメカニズムについてはわかりません。」と最先端の研究をしている学者さんも言っているわけですから。でも、わからなければ、それは全て「体質」のせいにしてしまえば良いわけです。
アトピーは遺伝だから、子供もアトピーになったらどうしよう。とか、アトピーは生まれながらにして持っているものだから、治すことは不可能なんだ、とか、私は思う必要はないと思います。この記事がすごく役に立ちましたし、心の支えにもなりました。
吉岡英介著、アトピー解決篇、⇒ 第6章 アトピー性皮ふ炎 の 原因と構造 遺伝子は関与していない 環境が100%
吉岡英介さんは、遺伝子は関係ないと言っています。少なくとも自分にとってはこちらの説明のほうが納得できます。
私の顧客の話
私がアトピーで苦しんでいて、ムーンフェイスで顔がパンパンに腫れていた頃、(医者はムーンフェイスではないとまで言い張りましたが)、私の仕事上のお客さんに、「一体どうしたの?」と尋ねられたので、私がアトピーになったわけを話しました。
すると、「うちの裏のおじいちゃんも、あなたと似たような事になっているよ。」と言われました。何でも、その方の家の裏に住んでいる、もう80歳を超えたおじいちゃんが、半年前に蜂に刺された事が原因で皮膚科に行き、それがこじれてだんだん酷くなり、手とか顔とかが私と同じような状態になっていると言われたのです。
80歳になってもアトピーになるんだなと驚いたのと同時に、その時私は、そのおじいちゃんは私と全く同じ体験をしているんだと思いました。つまり、
接触皮膚炎になり皮膚科へ行く。
↓
ステロイドを処方されて使用する。
↓
傷はすぐ治るが、治ったあたりでまた痒くなり、掻破してしまう。以後その繰り返し。
↓
傷がどんどん広がっていく。ステロイドはだんだん強くなり、量も増えていく。
また、他の人の話ですが、その方の娘さんが小学生の頃、足を擦りむいたことがきっかけで皮膚科へ行き、ステロイドを塗っていたがこじれて全身に広がってしまい、最後には土佐の某有名病院に入院して治した、という話も聞きました。
自分と同じ経験をしている人が身近に二人もいるって事は、接触皮膚炎から皮膚科に通い始め、治すのがこじれてアトピーになった人ってのは、もっと多いんじゃないかと思います。
医者が言う、「あなたの体質が変わった。」という話は、私にはどうも信じられませんでした。実際、私は医者通いをやめ、ステロイドを断って、自力でアトピーを治しました。医者に通い続け、ステロイドを使い続けているうちは、良くなる兆しは全くありませんでしたので、私は医者に頼らず自分でアトピーを治したんだと思っています。
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