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接触皮膚炎から始まった

平成23年の7月、暑い日が続いていました。私はその頃、毎日仕事で外交活動をしてましたが、余りに暑かったせいで、しょっちゅうハンドタオルで首筋の汗をぬぐっていました。あんまりゴシゴシとこすったので、その箇所がだんだん赤くなり、軽い炎症を起こしました。傷口に汗が染みると余計にかゆくなります。傷が治りかけるとかゆみも酷くなり、またかいては傷になり・・・をしばらく繰り返しました。

 

傷がちっとも治らないので、近所の皮膚科に行きました。その時に言われた事は、「カッターシャツはタグなどが首筋にあたる為、刺激を与えるので治りにくいよ。」と言われました。処方されたのが、確かリンデロンVかVG(ステロイド外用薬)と、ヒルドイドローション(保湿クリーム)。薬を塗ってびっくりした事は、塗った翌日には傷口がほぼ治ってしまった事です。これには本当にびっくりしました。でも傷口が治った後、激しいかゆみがあり、結局せっかく治った傷口をまたかき壊してしまい、以来その繰り返しとなります。

 

この時点では、私は接触皮膚炎で通院していたのであり、アトピー性皮膚炎ではありませんでしたし、アトピーと診断されてもいませんでした。

 

治ってはかき壊すを繰り返し、薬が切れると皮膚科へ行きました。私も、医者と薬に頼っておけば良いかなと安易に思っていましたので、そのうち治るだろうとダラダラと薬を塗り続けました。初診は7月だったのに、気がつけば年を越しても治らず、首の傷は相変わらずで、首だけでなく、その周辺である背中や肩、脇などの毛穴がポツポツと赤くなり、ちょっとかいただけで血が出るようになりました。この頃、仕事中でもカッターシャツに血がついているよと人から指摘をうけていました。

 

腕のアトピー
↑腕の赤いポツポツ、かくとすぐに血が出る

 

年が明けて、2012年になりましたが、私は不定期ではありますが、相変わらず皮膚科に通っていました。元々の首のところはほぼ治っていましたが、赤いポツポツが首から腕、脇、背中など、ほぼ全身に広まっていました。赤いポツポツというのは、毛穴が少し隆起していて、かくとすぐに血が出て、赤いポツポツになるのでした。

 

医者の診断は、「接触皮膚炎を治し損なったもの」と言われた事もありましたし、ある時は顕微鏡で皮膚の組織を見て、「黄色ブドウ球菌が繁殖していて強いかゆみを発している」と言われました。私はこの頃、かゆみがだんだん全身に広まってきた事と、炎症が起こっている部分をかくとすぐに血が出てしまう事が辛くて、ネットで「赤いポツポツ 毛穴」とか、「赤いポツポツ 病気」とかで検索していましたが、答えらしい答えは全然出てきませんでした。(まさか自分がアトピーだとは思っていなかったので、アトピーの他で答えを見つけようとしていましたので。)

 

 
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