洗濯槽の裏に生えた黒カビを落とすには酸素系漂白剤が良い
洗濯機、ちゃんと定期的に掃除していますか?もちろん分解して拭くわけにはいきませんので、手が届くところしか掃除しないということになりがちですが、実際には洗濯槽の裏側に黒カビがびっしり生えているなんて事になっているかもしれません。
アトピーの場合、黄色ブドウ球菌が傷口で繁殖してかゆみを増すという事もありますし、せっかく洗っても変な菌が付着していたら悪影響なのはわかりきっていますので、定期的に掃除をやると良いと思います。というか、やらなければいけません。
以前、掃除をした時のが下の画像です。
どうですか?ちょっと掃除したくなってきたのではないでしょうか?今までやった事がない方もいらっしゃるかと思いますが、とんでもない事になっているかも。特に合成洗剤を使わずに、せっけんを使用していると石鹸かすがどうしても溜まりますので、1か月に1回はやった方が良いですよ。
洗濯槽の掃除、やり方
準備するもの
- 古い歯ブラシ
- 粉末の酸素系漂白剤
- ゴミすくいネット
- お風呂の残り湯
まず洗濯槽の糸くず取りとか外れるところや、洗濯槽の中で黒く汚れているところを歯ブラシでごしごしこすります。
次に酸素系漂白剤ですが、今回はシャボン玉石けんの商品を使いました。
「酸素系漂白剤」と「塩素系漂白剤」の違いは何ですか?「酸素系漂白剤」は、汚れに酸素が反応し、分子が切断され、汚れが分解されます。塩素系漂白剤よりも漂白力は穏やかなので、色柄物の衣類にも使用できます。
出典:シャボン玉石けん http://www.shabon.com/faqs/view/106
洗濯機の説明書には、塩素系漂白剤を使うようにと書いてありました。塩素系漂白剤でもたまに洗濯槽を掃除するくらいですので、塩素が残留して害があるわけでもないですから、塩素系を使っても構わないと思います。
うちはいつも酸素系漂白剤を使っているので今回もシャボン玉石けんの酸素系漂白剤を使いました。酸素系漂白剤とは過炭酸ナトリウムのことです。いれば洗浄剤に使われているものと同じで、例え口に入ったとしても害はありません。
バケツにお風呂の残り湯を入れて、そこに酸素系漂白剤を入れていますが、直接洗濯槽に入れてしまっても構いません。この時お湯を45度まで温めておきます。
シュワ〜ッと音が出ます。手でかき混ぜても大丈夫です。
洗濯機に投入します。
あとは攪拌させるために、洗いだけのコースで何回かまわします。うちは15分の洗いを3回くらいやっています。
1か月くらい掃除しなかっただけでこれですからね・・・・。
その都度浮いてきた黒いゴミを救って取ってやります。ネットは100円均一で売っているものでも良いですし、ストッキングと針金があれば自作できます。うちの場合は昔、熱帯業用で使っていたものを利用しています。
その後、5〜6時間放っておいた後、再度洗いのみを15分やってから、排水し、新しい水を入れて洗い、すすぎ、排水、脱水をやります。
きれいになるまで新しい水を入れて、洗い、すすぎ、排水、脱水をやります。
・・・とここまで一般的なやり方なのですが、洗濯機によってもやり方は違うと思いますので、洗濯機の説明書を見ながらやると良いでしょう。
我が家も最近、日立のビートウォッシュ(BW−D11XWV)っていう洗濯機に買い替えたのですが、これだと槽洗浄の11時間コースっていうのがあって、漂白剤を直接洗濯槽に入れ、槽洗浄11時間コースを選ぶだけなので簡単です。浮いてきたごみをネットですくう作業もありません。
しかし、こんな海苔のような昆布のようなものと一緒に服を洗っているのかと思うと毎回掃除の度にぞっとします。アトピーの原因を特定することは難しいと思いますし、これが原因であるとは言えないとは思いますが、原因として疑うことができるものについては、なるべく排除した方が良いのではないかと思います。
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