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私は辛いかゆみをこうやってしのいだ

赤ちゃん着

画像は、いわゆる「赤ちゃん着」です。衣服の縫製している箇所や、タグがチクチク刺激となるので、下着を表裏逆にして着ています。これも痒み軽減の為の工夫のひとつ。

 

アトピー性皮膚炎の痒みは強烈です。

 

私がアトピーでも何でもなかった頃ですが、職場でアトピーの後輩がおりまして、痒いのが辛いと言われた事があったのですが、全く気持ちをわかってやる事ができませんでした。(かゆいなら掻けばいいじゃないか。)・・・そう思っていました。こういうのを因果応報というのでしょうか。その時に、気持ちをわかってあげれなくて本当に申し訳なかったと思います。今では本当にそう思えます。でも、その当時ではわからなかった。人間、自分がそうなってみないと、本当の意味で理解する事ができないのです。

 

アトピーの痒みで困るのは、24時間痒いという事です。全く休む暇がないのです。一番痒かった時、私は3日間も眠れない日が続きまして・・・。当然、昼間は仕事ですから、もう地獄とはこういう事かと思ったくらい辛かったです。眠ってないから眠くなるのは当然ですが、痒くて眠れないのです。しかも医者でもらった薬を塗っても治るどころか症状は悪化するばかり・・・。八方ふさがりで気持ちがますます滅入ってくるという状況でした。

 

脱ステロイドに取り組んでから、

 

それまでは痒み止め・・・というか、傷口を治す薬としてステロイドを処方され、塗布していましたが、もうこれでは酷くなる一方だと気づき、(気づいた時にはもう既にかなり酷い状態でしたが)、ともかくステロイドを止めました。

 

その後、吉岡さんのアトピー解決篇に書かれてある事を実行したわけです。アトピー解決篇のおかげで私のアトピーは完治しました。でも、完治までにはそれなりの時間が必要です。私の場合は完治までに、脱ステロイドから1年半くらいかかりました。それまでは吉岡さんの言うとおり、アップダウンがありました。

 

脱ステロイドを始めた初期の頃、ここが一番辛い時期でした。痒みをどうやって対処するか?です。私が一番効果を感じたのが、エアリウムでした。黄色ブドウ球菌を死滅させる事で痒みが軽減されたんだと思います。医者にも顕微鏡を見ながら、黄色ブドウ球菌が繁殖していると言われた事がありましたし。

 

また、塗り薬としてはオイラックスソフトです。これはアトピー解決篇で紹介されていたものではありませんが、私にとって痒みを抑えることには非常に役立ちました。ノンステロイドで第3類の薬なので、処方も要りません。毎日使っていました。仕事中、背中が痒い時には、会社に孫の手を持って行き、トイレの中で、孫の手に薬を付けて、背中に塗っていました。

 

あとはどうしても痒い時は、アレルギール錠という市販の飲み薬を飲んでいました。第2類の薬で、そのへんの薬局でも売っています。成分を調べましたが、クロルフェニラミンマレイン酸塩やグリチルリチン酸カリウムなどが入っています。クロルフェニラミンは抗ヒスタミン薬で、グリチルリチン酸カリウムは炎症を抑える作用があるそうです。ステロイドは入っていないみたいです。

 

私が痒みを抑える対処として実行していたのは以上となります。スキンケアについてはこちらで書いています。

 

 
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